船に乗るには

HOW TO RIDE THE SHIP

RECRUIT

船に乗ってみたい!そう思っても、「資格は必要?」「制限はあるの?」などさまざまな疑問があります。まずは、船員になるまでのプロセスを学んでみましょう。

仕事の様子

船員になるには

「船員」は船上で働く人の総称で、職員(オフィサー)と部員(クルー)に大きく分けられます。「職員」は海技士の国家資格を持つ船長・機関長・航海士・機関士等で、海技士資格を持たない甲板長・甲板員・機関員等の「部員」は職員を補助する仕事を担います。「職員」に必要な海技士資格を取得するには、「部員」として働きながら乗船履歴を積んで国家試験を受ける方法もありますが、船員養成学校(2年間以上)への入学のほか、短期間の講習で6級海技士の資格が取得できる「6級海技士短期養成講座」(4.5カ月間)の受講が近道です。2024年度より、内航海運業での奨学金制度が始まりその他授業料免除制度などもあります。詳しくはCONTACTページよりお問い合わせをお願いします。

船員になるまでの流れ

免許を取るまで

免許を取るまでの流れ

(一社)尾道海技学院などが開講している「6 級海技士短期養成科」は、通常2 年以上の乗船履歴が必要な6 級海技士(航海・機関)資格を短期間で効率的に取得でき、訓練修了後には就職に必要な「当直資格」も得られる、航海士・機関士になるための最短コースです。
卒業後6カ月の乗船履歴で国家試験受験資格が得られ、身体検査のみで6 級海技士(航海・機関)免状が取得できます。

Q&A

未経験者向け

人々の生活の当たり前を守る内航船。
未経験者の方からの採用におけるよくある質問にお答えします。

  • Q.

    エヴァラインにはどんな船がありますか?

    A.

    固体の貨物はなんでも運ぶ、貨物船が中心です。車や建築物用の鉄製品、コークスや石灰石、またジャガイモやフィーダー輸送を行うコンテナ船を運航しています。

  • Q.

    ずっと船に乗っているのですか?

    A.

    接岸した際に、休憩時間やお休みの日であれば買い物に行くことは可能です。また、2ヶ月乗船で20日間の下船が基本です。状況に応じて変更する場合もあります。

  • Q.

    住む場所の指定はありますか?

    A.

    ありません。国内であることと移動に大きな制約がない場合は居住場所は自由に決めることができます。

  • Q.

    どの程度の資格を目指せばいいですか?

    A.

    職員は4級海技士以上と海上特殊無線の取得。部員の方は6級海技士以上の取得をしてもらいます。

  • Q.

    どのような荷役作業がありますか?

    A.

    荷役状況の監視に加え貨物ごとに次のような作業があります。
    鋼材船:ダンネージなどの用意片付け
    ばら積み船:艙内掃除
    コンテナ船:バラスト調整(ロックバーや金物の出し入れはある場合があります)

  • Q.

    なぜ内航船(国内を航行する船)があるのですか?

    A.

    海外の大きな船では入れない港が日本各地にあり、中継港を経由して内航船で全国に輸送する役割があるからです。もう一つは、日本で製造されたものを日本各地に輸送する役割があります。

  • Q.

    どの港を行き来しますか?

    A.

    船によって異なります。定期航路で、広島・鹿児島と北海道、岡山と愛知、東京湾と北海道、神戸から瀬戸内を航行するものがあれば、全国を航海する船もいます。

  • Q.

    船は個室ですか?

    A.

    全員が個室での生活をしています。ベット、机、テレビなどが共通で備え付けられています。PCやタブレットを持参し使っている人も多いです。洗濯室、トイレなどは共用です。

    船の個室
  • Q.

    経験者と未経験者で採用の違いはありますか?

    A.

    経験者の場合は、資格と職歴、応募職種に応じて採用をします。一方、未経験者の場合は資格取得がない方と取得後に乗船を行わなかった方で、2通りの採用があります。資格がない方は、部員という役割での入社となり資格取得を目指しながら仕事を行ってもらいます。また入社前後に6級短期養成制度で資格取得を目指してもらう場合があります。資格があり未経験の方は、その種類と未経験の期間に応じ職員の見習い、または部員として仕事を行ってもらいます。

  • Q.

    在留外国人は船乗りなれますか?

    A.

    ご本人の状況によりますのでお問い合わせください。

  • Q.

    海外の船に乗れますか?

    A.

    現状は外航船への配乗はありません。